ランナーの皆さんは、普段どんなトレーニングをしていますか?

世の中にはロング走、インターバル、ペース走など様々なトレーニングがあります。ですが、まずは「ジョグ」で走りの土台を固める必要があります。

「ジョグ」とは、隣の人と会話ができるくらいのペースまたは最大心拍数の80%以下で走るランニングのことです。

今回は、走りの基礎を固める「ジョグ」の重要性について説明していきます。

どんなトレーニングよりもジョグが重要な理由

ジョグがどんなトレーニングよりも重要な理由は3つあります。1つ目は、「走りの基礎ができる」。2つ目に、「ケガへの耐性ができる」。3つ目に、「強度の高いトレーニングの下準備ができる」といった理由があります。ここからは1つずつ説明していきたいと思います。

1.走りの基礎ができる

サッカー、野球、ラグビーなどどんなスポーツでも基礎がとても重要です。ランニングにおいての基礎とは、正しいランニングフォームを身につけることです。正しいランニングフォームを習得することで早いペースのランニングでも効率よく安定感のある走りをすることができるようになります。

2.ケガへの耐性ができる

ランニングで足を痛める(ケガをする)主な原因は、ランニングフォームの崩れにより足部の特定の箇所へ負荷が集中することで起こります。ゆっくり走るジョグで正しいランニングフォームを習得することでランニングフォームの崩れによる足の痛み(ケガ)を予防することができます。

ジョグによってケガへの耐性ができますが、使い古したランニングシューズを使用して走ってしまうと負荷の低いトレーニングでもすぐにケガをしてしまいますのでクッション性の高いランニングシューズを使用してトレーニングをする必要があります。クッション性の高いランニングシューズについてはおすすめ記事を参考にしてください。

3.強度の高いトレーニングの下準備ができる

ジョグで走行距離を増やすことで強度の高いトレーニングにも耐えることのできる脚力が鍛えられます。そして、しっかりとした基礎が固められることで記録を伸ばすためのトレーニング(インターバル、ペース走、閾値走)をケガなく安全に取り入れることができるようになります。

まとめ

今回は、ランニングの基礎トレーニング「ジョグ」で得られる効果と重要性について説明しました。ジョグで得られる効果は、走りの基礎、ケガの耐性、強度の高いトレーニングの下準備ができるといったランニングをする上で必要な能力を獲得することができます。ランニングそのものを楽しんでいる人も、記録を目指してトレーニングに励んでいる人もしっかりとした基礎作り「ジョグ」を大事にして日々のトレーニングに取り組みましょう。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。